取り組み
主な栽培事業トウガラシ
トウガラシ(岐阜県飛騨地区)
トウガラシの辛み成分(カプサイシノイド)は温湿布など、血行の改善によって痛みを抑制する医薬品の原料となります。
当社では主に、海外からの輸入品を主に使用してきましたが、高含量化検討を進め、2014年より、地元飛騨地区の農家の方々への委託栽培を開始しました。地元飛騨で栽培を事業化することで、トウガラシの国内産地の確保、安定生産と同時に、地域の発展に寄与することも目指しています。
安定的な生産を目指し、「薬用トウガラシ出荷組合」を立ち上げ、栽培・収穫に関する研修会等も開催しながら、組合員の方々と協力し、本事業に取り組んでいます。国内栽培という利点を活かし、高度なGAP(Good Agricultural Practice:農業生産加工管理)の保証体制確立も実現します。