多様な分野の知識や
考え方を活かせる職場
2018年入社 研究開発部(天然物グループ)
植物の力を最大限に利用する、
高度な技術力
農学系出身の私は元々生物や自然に興味があり、環境アセスメントや国立公園のレンジャーなどの進路も検討していました。そんな私が医薬品に注目したのは、植物の作り出す化学物質が、医薬品の製造にも利用されていることが大きな理由です。その後、アルプス薬品工業は植物からの抽出・精製技術に長けている企業であると知り、自身の興味と方向性が同じだったため、興味を持ちました。
あらゆる変化に対する、
観察力が試される
植物から特定の単一成分を抽出・精製するための、製法開発や知見収集を行うのが私の仕事です。知識・技術はもちろん、溶液の色、粘り気の違いなど、微かな変化に気づく観察力が求められます。分析技術・生産管理の作業はほぼ未経験の私にとって、新しい技術や考え方を学ぶのは大変なことです。ですが、そんな難しさの中にも、困難を乗り越える楽しさを日々感じています。
多様な分野の、
異なる角度からの考え方が集まる
遺伝子、ポリマー、医薬品など、化学系の中でも多様な分野の経験者が集まるため、「こういう手順で考えるのか」と参考になるようなアドバイスを多く頂ける環境です。また、グループで仕事をするためコミュニケーションを取れる機会が多く、困った時に相談しやすい雰囲気の職場であることも魅力です。
経営を意識した
開発ができる研究者へ
将来は経営の視点も備えた研究者になりたいと考えており、そのために、現在は中小企業診断士の資格取得を目指し勉強しています。企業での研究開発の目標は製品を売ることにあるので、経営者の考え方を学び、それを参考にして、どういう方針で研究開発を進めていけば良いかを判断できるよう成長したいです。
休日の過ごし方
下宿でダイモンジソウ、フウランなどの植物を育てて観察しています。素朴な見た目で花も小さくて可愛らしく、管理は大変ですが張り合いがあります。また、森や山に行って野生の植物を撮影したり、動物の足跡を探したりすることもあります。他にも耕作放棄地での薬草栽培、ビオトープ作りなど、自然環境に恵まれた飛騨で色々なことに挑戦してみたいですね。